2013/02/08

Nepal-110: 数学コンテスト ⑦

2012113日、コンテスト当日――――。
受付が始まる一時間半前、私は会場であるKH学園で、今日のイベントを手伝ってくれるボランティアを待っていた。
天気は快晴、準備は万端、ストも無ければ、睡眠時間もバッチリ。
出だしとしては文句無しだ。

2013/02/05

Nepal-109: 数学コンテスト ⑥

『チュヌムヌ』の協力のお陰で、十分な数の参加者が集まってくれる見込みが立った。
これで後は、当日までにどれだけ入念な準備が出来るかでイベントの成否が決まると言っても過言ではない。
その準備の中でも最も重要なのは、何と言ってもテスト問題の作成だろう。
この問題の質によって、コンテストの品格が決まると言える。

2013/02/03

Nepal-108: 数学コンテスト ⑤

状況は芳しくないが、コンテストは予定通り開催することに決定した。
後はもう迷わず、参加者を増やすためにあらゆる手を尽くすだけである。
――――などと言いつつも、さりとてここから戦況を劇的にひっくり返す妙案も、これといって思いつかない。
結局、地元の人間ではない私達がどう頑張っても、できる事には限界があるのだろう。
そこで私は、前々回に登場した友人であるFMラジオのマネージャーに相談する事にした。